Using Synthetic Biology to produce valuable compounds that cannot be made by Chemistry.
MISSION
合成生物学を使い、ケミストリーではできないモノづくりを
Using Synthetic Biology to produce valuable compounds that cannot be made by Chemistry.
20世紀の100年間、ケミストリーを使ったモノづくりは多くの問題を解決し、人間社会を豊かにしました。化学肥料、プラスチック、医薬品など、人間の生活には欠かせない様々な製品がケミストリーの力によって生み出されました。

そして現在、人類は新たな多くの問題に直面しています。気候変動、ウイルス・細菌の蔓延、病気、等の重大な問題に対峙していかなければならず、ケミストリーのみに頼るモノづくりには限界があります。

湯澤ラボはケミストリーではできないモノづくりを合成生物学のアプローチで行います。人工的に設計した巨大酵素および微生物によって、化学合成が困難な多種多様な分子(分子量100-1000)を生産し、上記の重大な問題に対峙していきます。
MEMBERS
Principal Investigator
湯澤 賢 SATOSHI YUZAWA
専門領域
合成生物学、生化学、ケミカルバイオロジー
論文一覧
連絡先
経歴
2020年〜現在
慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任講師
2018年〜2020年
東京大学 特任助教
2016年〜2018年
Lawrence Berkeley National Laboratory Biochemist project scientist
2014年〜2016年
University of California, Berkeley Assistant project scientist
2010年〜2014年
University of California, Berkeley Postdoctoral fellow
2009年〜2010年
Stanford University Postdoctoral fellow
2009年
東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 博士(工学)
私は2010年より、合成生物学の第一人者である米国UCバークレーのJay D. Keasling教授の元で、合成生物学の研究に従事して参りました。米国滞在時には、UCバークレー以外にもスタンフォード大学やローレンス・バークレー国立研究所に在籍し、世界のトップレベルの研究者と切磋琢磨して参りました。

そして帰国後、2020年より山形県鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所(IAB)にて湯澤ラボをスタートさせました。湯澤ラボはまだ若いラボということもあり、裁量を持って研究を行える自由度の高い環境です。興味をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽にご連絡くださいませ。
Research Assistant
阿蘇 未沙紀
MISAKI ASO
管理栄養士等を経て、湯澤ラボのリサーチアシスタントに就任。精度の高い実験に定評がある。趣味はハンドメイド、食品の成分表チェック。
Research Assistant
上田 寛子
HIROKO UEDA
IABのメタボローム研究グループで勤務をした後、湯澤ラボのリサーチアシスタントに就任。
Ph.D. Student
山本 碩満
HIROMITSU YAMAMOTO
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科にて大腸菌・合成生物学の研究に従事した後、後期博士課程へ進学。JSTの次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択。趣味は机の配線マネジメント。
Ph.D. Student
武田 知己
TOMOKI TAKEDA
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科にて、バイオインフォマティクス・合成生物学の研究に従事。2022年にJSPSの特別研究員(DC1)に採択。趣味は釣り。
Master's Student
齋藤 怜奈
RENA SAITO
慶應義塾大学環境情報学部に在籍中。バイオキャンプにより先端生命科学研究所の湯澤ラボへ。
▼インタビュー記事
Undergraduate
佐藤 竜輝
RYUKI SATO
慶應義塾大学環境情報学部に在籍中。バイオキャンプにより先端生命科学研究所の湯澤ラボへ。
Undergraduate
熊谷 圭馨
KEIKA KUMAGAI
慶應義塾大学環境情報学部に在籍中。バイオキャンプにより先端生命科学研究所の湯澤ラボへ。趣味はボードゲーム。
Undergraduate
成田 大輝
DAIKI NARITA
慶應義塾大学環境情報学部に在籍中。バイオキャンプにより先端生命科学研究所の湯澤ラボへ。
Undergraduate
山根 沙和
SAWA YAMANE
慶應義塾大学環境情報学部に在籍中。バイオキャンプにより先端生命科学研究所の湯澤ラボへ。趣味はリボベジ。
Undergraduate
相川 茉奈
MANA AIKAWA
慶應義塾大学環境情報学部に在籍中。
High School Researcher
今野 拓真
TAKUMA KONNO
山形県立鶴岡中央高等学校の2年生。
High School Researcher
須田 好葵
KONOA SUDA
山形県立鶴岡中央高等学校の1年生。
RESEARCH
湯澤ラボのミッションは「合成生物学を使い、ケミストリーではできないモノづくりを」です。ケミストリーでは分子量が数百かつ不斉中心を複数持つ化合物を合成するのは至難の業ですが、合成生物学のアプローチを使えば立体配置を制御しつつ分子量が数百から数千の多種多様な化合物をつくり出すことができます。

湯澤ラボでは、ポリケチド合成酵素や非リボソームペプチド合成酵素に代表される「巨大酵素に関する知識」と「合成生物学のテクノロジー」を組み合わせ、付加価値の高い様々な化学物質を微生物によって作り出す研究を行っています。
NEWS
2023-11-01

相川茉奈さんがラボに加わりました!

2023-08-14

湯澤らの研究成果がNat Communに掲載されました!

2023-07-26

齋藤怜奈さん、加藤章太朗さんの研究が森泰吉郎記念研究振興基金に採択されました。

2023-05-15

須田好葵さんが高校生研究助手としてラボに加わりました!

2023-05-15

今野拓真さんが高校生研究助手としてラボに加わりました!

2023-04-19

湯澤らの研究成果がJACSに掲載されました!

2023-04-01

成田大輝さんがラボに加わりました!

2023-04-01

上田寛子さんがラボに加わりました!

2022-10-21

山根沙和さんがラボに加わりました!

2022-10-21

熊谷圭馨さんがラボに加わりました!

2022-10-01

加藤章太朗さんがラボに加わりました!

2022-10-01

加藤愛美さんがラボに加わりました!

2022-09-30

修士課程2年生の武田君がJSPSの特別研究員(DC1)に採択されました。

2022-09-30

博士課程1年生の山本君がJSTの次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択されました。

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慶應義塾大学先端生命科学研究所は、世界でもトップレベルのメタボローム解析技術を有しており、解析のための各種実験設備が揃っています。

合成生物学研究においては、ゲノム編集等で生み出した微生物が我々の予想通りに機能するかをメタボローム解析により実験的に検証し(= Design-Build-Test)、得られた知見をもとに機械学習等によりその後の微生物デザインを考えていきます(= Learn)。
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